「ストロベリーショートケイクス」を見ました。
なかなか良かったです。けっこう泣けます。
4人の20代女性それぞれの葛藤とか苦悩(苦悩というとなんだか大げさですが)とかにそれぞれ共感できます。
セックスの描写がかなり激しいのですが、でも、20代の女性にとってセックスは切っても切れないものだからあれくらい激しいのも必然だと思います。
推定10年くらいずっと男友達に片思い(と言っても相手の男は女の好意に気付いてると思う)をしてる秋代が1度だけその男友達とセックスするのですが、そこからなんとなくギクシャク。
ってなんてベタなんだ!って思うけど、
現実でも、セックスで関係が崩れること多し。
関係が崩れるとこまでいかなくても
妙な親密感が生まれたりしてそれがまためんどくさい。
セックスって正体不明の営みですね・・・。
で、映画では、たった1度のそれで妊娠してシングルマザーになるんだけどそれこそベタでがっかり。
登場人物を甘やかし過ぎ!
原作のマンガの方にはそんな記述一切ないのに!
脚本家が秋代に感情移入し過ぎちゃったの・・・?とか思って、見てるこっちは冷めます。
最後はなんとなくハッピーに雰囲気にしたいっていうのはわかるけど
好きな男の子供だから妊娠してシングルマザーでハッピー。
というのはなんかちょっと古い。
秋代は、デリヘル嬢で普段は露出の多い格好をしているのですが、その男友達に会う時はメガネにTシャツにジーパンという格好で登場します。
秋代を演じる中村優子という女優が、デリヘル嬢のときは愛人系寂し顔美人なのに、そのメガネ姿になるとふせえり(っていう女優いるよね?)にそっくりになってちょっと笑えます。
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